menu
  • dd
  • メール受付窓口まで
山梨大学医学部附属病院卒後臨床研修プログラム
山梨大学医学部附属病院 臨床教育センター Facebookページ

研修医からのメッセージ

研修医からのメッセージ

平成27年度採用研修医(卒後臨床研修一般プログラム、2年間本院で研修)
大澤 玲於奈  私は研修医として2年間、山梨大学医学部附属病院で働き学んできました。市中病院で研修した友人とも話したりする中で改めて振り返ると、私自身本当に素晴らしい研修ができたと感じています。一般的に大学病院は専門性が高くcommon diseaseが診られなかったり、手技があまりできないのではないかと心配する方がいらっしゃると思います。山梨大学は、大学病院として高度な医療を提供し研究も行いながら、同時に地域に根ざした医療も行なっています。最先端の治療を行う患者さんを担当し、学会で発表することもあれば、2次救急では肺炎や脳梗塞などを始め、本当に多くの症例を経験することもできました。そしてなによりも仲間との結束力の強さにはどこにも負けません。上級医の先生は熱心に指導してくださり、また研修医のアセスメントに対しても真摯に向き合ってくださり、積極的に患者さんの診断や治療に携わることができます。研修医専用の自習室は1人1台のデスクが与えられ、また仮眠ベッドやシャワールームも併設されています。研修医同士で意見交換や、症例の検討、プライベートの相談や他愛のない話をしたり、本当に恵まれた環境です。同じ研修医という立場として、仕事でもプライベートでも仲良く一緒に頑張れるというのはとても心強いことです。

 初期研修の2年間は、今後の医師としての人生に大きく関わる大切な時間です。山梨大学医学部附属病院で皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
平成27年度採用研修医(卒後臨床研修一般プログラム、2年間本院で研修)
諏訪 博史  私が母校での研修を決めたのは、新しい環境に慣れるための労力を割くことなくその分研修に力を注ぐことができると考えたからです。もちろん「common diseaseをたくさん診ることができて、手技を多く経験させて貰える」市中病院での研修に魅力を感じなかった訳ではありません。しかし1年間を終えて振り返ってみると、考えていた以上の収穫がありました。大学病院ならではの希少な疾患に加えてcommon diseaseの合併例もあるため、一人の患者さんから多くを学ぶことができました。手技だってやる気次第でいくらでもやらせてもらえますし、指導して下さる先生が多ければ多いほど長年を掛けて培われた技術を体得する機会が増えます。ちょっと不安な二次救急でも、所見の取り方から検査データのアセスメント、治療まで上級医の先生方の熱心な指導を受けながら安心して取り組むことができます。

4人の研修医 また研修医仲間が多いというのは何よりも心強いものです。仕事を円滑に進めるために情報の共有は欠かせません。たとえ仕事で辛いことや嫌なことがあっても研修医室で同期や先輩に相談したり愚痴を聞いたりしてもらえば、翌日には気持ち良く働くことができます。一緒にローテーションを回った仲間とお疲れ会を開くのは何とも言えない至福のひとときです。
 どうやら私はこの研修生活を楽しんでいるようです。山梨大学医学部附属病院で働くのも良いですよ。
平成25年度採用研修医(卒後臨床研修一般プログラム、2年間本院で研修)
奥哲治  山梨大学出身で現在研修医2年目の奥哲治です。私は2年間大学での研修を行いました。まず、なぜ大学での2年間の研修を選んだかというと、市中病院に出てたくさんの症例を捌いていくというよりは1例1例考えながら学んでいきたいというのが基本にあったと思います。その他の理由としては院内の構造やカルテのシステム、住居の引越しや周辺の店などの生活環境といった医学というよりは生活への影響をできるだけ少なくして、初期研修の最初の時期を迎えたかったというのがあります。そうでなくても職場は新しい人間関係ですし、仕事で覚えなければならないこと、医学的な知識などで一杯一杯になることはわかっていたので、その部分を考えて母校での研修を選択しました。

 実際にやってみて、また、他の市中病院にいった研修医からの話を聞いてどうだったかというと、いろいろなメリット・デメリットが見えてきました。
 メリットの方から話すと人間関係としては、職場内は新しい人間関係でしたが、同僚や別の科の先輩、部活の後輩が身近にいてくれるおかげで、かなり精神的に助けてもらいました。社会人というものに面食らっていると、そんなことを何にも知らずに部活をしている後輩たちをみて、なんだか肩の力が抜けて、また次の日から頑張れたことを思い出します。他には大学はやはり多くの医者がいて、手技の順番は遅くてもいろいろな知識や経験、人間性を持つ指導医の先生方がいらっしゃってカンファレンスなどを通して多くの意見を聞くことができ、また、安心して診療にあたることができました。さらにもう一つ言えば、2年目の選択肢は実はかなり広く、地域医療や科の関連病院に行くことで症例をたくさん積みたいという人のニーズも叶えられていることを知りました。
 デメリットとしてはわかっていたことですが、手数です。CVやカテーテル検査などの手技もありますが、それは科の選び方を考えればそれほど違いはないと思いますが、主に救急症例などのFirst touchからどこまで自分一人で方針を固めていくかといった流れに関しての経験数です。2年間を終えてみて個々人を見ると市中と大学で差がついたかわかりませんが、平均値としてみると大学の場合は自分からその機会を得ないとやらないで2年間を終えられてしまうので、市中病院に比べれば少ないように思います。あとは市中や大学に限らず人数が多いというのは良いところもありますが、まとまりとしては悪くなったり、仕事・研修に対する温度差も生じ安くなったりします。

 いろんなことを書きましたが、どういった要素で初期研修を決めているかというと、自身の状況(出身地・配偶者)、市中か大学か、見学した雰囲気、周辺の環境といったところでしょうか。そして2年間で何を学ぶかというと目指したい医師像と仕事に対する姿勢ではないでしょうか。
 そして3年目以降どうやって科を決めているかに関しては、元々やりたい科があった、その科の患者さんとの相性、働きたい場所の医局の雰囲気、なりたい医師像といった感じです。
 皆さんはどんな場所でどんな医者になりたいと思っているのでしょうか。それは多くの人は時間ともに変化するもので、全く見えていない人も多いと思います。しかもその選択に正しいも間違いもなくそれをどう受け止めていくかになります。そういった中で満足度の高い研修を過ごすには “多くの(客観的な)情報を自分として主観的にどう感じるかで決めればいい” と思います。

 私は来年度から山梨大学の第三内科に入局することとなりました。母校だけでなく多くの医師に山梨に来て山梨の医療を支えてほしいと思います。また、山梨大学の初期研修に関してもまだまだ発展途中であり、それを進化させていくのが今後入ってくる研修医の皆様自身によるものと思います。是非、夢と希望を携えて多くの研修医が来てくれることを切に願っております。(2015年)
平成24年度採用研修医(一般プログラム、2年間本院で研修)
研修医写真 冒頭からこのようなことを書いてよいのかわかりませんが、私が山梨大学医学部附属病院を初期研修先に選んだ理由は、正直なところpositiveなものではありませんでした。私は山梨県で生まれ育ち、山梨大学医学部医学科を卒業しています。卒後は山梨県の医療に貢献していきたいと考えていたため、初期研修先は山梨県内の病院のみを考えていました。また、初期研修は『どこで』行うかよりも、自分自身が『どのように』行うかが重要だと考えていたため、大学病院か市中病院かはあまり気にしませんでした。つまり山梨県内の病院であればどこでもよかったのですが、慣れている環境の方が働きやすいと考え、母校での研修を選択しました。

 しかし、実際に1年間研修医として働いた結果、この選択はおそらく最善のものであったと考えています。
 確かに、市中病院と比較すると経験できる症例は少ないと思います。しかし、大学病院でしか経験できないような貴重な症例を経験できたり、それらの症例を指導医の先生に見守られながらひとつひとつ経験していくことで確実に実力をつけていくことができたと感じています。また、いわゆるcommon diseaseに関しても、夜間の二次救急外来に参加することで、ファーストタッチから診断、治療、入院もしくは帰宅の判断に至るまで、これもまた指導医の先生に見守られながら経験できます。
 設備の面に関しては、一般的に大学病院は市中病院と比較し劣っているという先入観がありますが、現在新病棟への改築が進行中であること、手術支援ロボットda Vinciを筆頭に最先端の医療機器も導入されていることなど、むしろ優れているといえるのではないでしょうか。研修医室には電子カルテに接続できるパソコンや、ちょっとした文献も置いてあるため、空き時間に勉強をすることが可能です。また、ひとりひとりにデスクが用意されており、勉強するもよし、休憩するもよしと自由に使えます。ロッカールームにはシャワーやベッドが完備されており、当直中も快適に過ごすことができます。
 細かいことはこの他にも多数ありますが、おおまかには以上のような点から、山梨大学医学部附属病院での研修を選択して正解だったと感じています。
 ここまで、私自身が感じたことを書き連ねてきましたが、皆さんが研修先を選択する際に少しでも参考になればと思います。
平成23年度採用研修医(外科重点研修コース、2年間本院で研修)
研修医写真 初期臨床研修を終えるに当たり、この2年間を振り返ってみようと思います。
 私はこれまで山梨で過ごし将来山梨の医療に従事したいと考えていたこと、出身大学であり、学生時代から病院の様子が分かっていること、同期の研修医が多いことなどから2年間山梨大学医学部附属病院で初期臨床研修を選択しました。卒業時点では将来選択する診療科を決めていなかったので、基本プログラムを選択しました。
 研修初期はわからないことだらけでしたので、慣れた環境であったこと、気軽に相談できる同期がいたことはとても励みになりました。
 研修をしてきた中で良かったことは指導医の先生に相談・質問できる機会が多かったことです。自分で調べて学ぶことは必要ですが、臨床の中で日々疑問に思うことを先輩医師に聞いてみることはとても大切なことです。日常的な疑問から専門的なことまで、大学病院では相談し、学ぶことのできる環境が整っています。研修医として指導を受けられる期間は非常に貴重なものです。時間がたつほど、日常の小さな疑問は聞きにくくなってしまいます。私自身、初期研修後も新たな気持ちで一つ一つの疑問と丁寧に向き合っていきたいと考えています。今後入られる研修医の先生方や実習で回られる学生さんたちとも、よくコミュニケーションをとり、お互いに学んでいけたらと考えています。
 私は2年間大学病院で研修を行いましたが、その中でも地域医療として上野原市立病院で研修を行ってきました。Common diseaseの多くはここで経験できたと思います。上級医に相談できる体制ではあったものの、医師が少ないため任されることがより多く、症例・手技の面で多くの経験を積むことができました。他の施設で研修した後期研修医もそこで研修をしており、どのような研修をして日々学んできたか非常に参考になりました。また、数多くの貴重な経験を積むとともに、各分野の専門家がそろっていて、最先端の医療にも触れることのできる大学病院での研修の素晴らしさを改めて知る機会にもなりました。
 山梨大学病院での研修は日々改革がなされてきています。私が過ごした2年間の中でも2次救急の体制が変わり、研修医の為の勉強会ができ、研修記録のフィードバックもよりわかりやすい物へと変わりました。今後入られる研修医の先生方と非常に手厚いバックアップによって、さらに充実した研修体制が作られていくことと思います。多くの後輩とともに働き、学べることを楽しみにしています。
平成24年度採用研修医(一般プログラム、2年間本院で研修)
研修医写真 医学部の6年間を過ごした自分の大学なら、様々な科の医局がどこにあって、それぞれの科の特質はどんな感じなのか・・・と熟知しているのに、山梨の医療に携わりたいとの思いから地元に帰ってきたものの、初日は、知っているのは高校の友人だけという心細い出発でした。
 しかし、こうして1年間が過ぎようとしている今「本当に外の大学からきたのだっけ?」と言われるほど馴染んだ生活を送らせてもらっています。それは研修医に対して積極的に関わり、よりよい研修生活を送ることが出来るように私達の意見を取り入れすぐに反映してくださる臨床教育センターの方々、研修医という連帯感の中であっという間に親しみを持ってくれた山梨大学出身の仲間、そして「できることは何でも経験させてあげよう」と非常に熱心にご指導くださる先生方のおかげです。
 市中病院と比較して大学病院ではcommon diseaseを診る機会が少ない、手技が少ないなどと言われることが多く、実際に数字で比較するとその通りと言わざるを得ないのかもしれません。しかし、手技や症例数が多いことがよりよい臨床研修に直結するわけではありません。むしろ、適切な身体診察を行い、必要な検査を考え、結果を吟味して治療へつなげる思考過程が大切だと感じています。経験した症例の一つ一つについて自ら考え取り組むこと、またそれぞれに対して指導医の先生方からフィードバックしていただくことで、たくさんのことを学び身につけることができます。二次救急が始まったことにより、研修医が主体となって初期診療へ携わる機会も増えました。実際、はじめての二次救急では戸惑いと焦りが大きかったですが、救急部の先生方、各診療科から二次救急へ参加している先生方に指導していただきながら成長できたのではないかと感じています。
 綺麗な研修医室に加えて、当直用のベッドやシャワールームも完備されていて、研修医を取り巻く環境は大変充実しています。研修内容についても希望があれば数ヶ月でも県内外の他の連携病院へ研修に出ることも可能で、様々な意見に対して柔軟に対応してくれる体制も整っています。
 早いもので研修生活も半分を過ぎようとしています。今まで自分の頭の中で理解していたことが、まるで活字から映像に変わるような瞬間を実感できるということに気づき、「やりがい」という扉が開く音が聞こえそうです。
 患者さんとも、指導医の先生方とも、そして支えてくれる仲間ともコミュニケーション能力のスキルを磨き、これからも充実した日々を送りたいと思っています。
4人の研修医
平成23年度採用研修医(外科重点研修コース、2年間本院で研修)
 早いもので、2年間の初期臨床研修が終わろうとしています。医師国家試験に合格したものの、医者としても社会人としても全くの新人から始まった2年間でした。今思うことは、非常に内容の詰まった、濃い2年間であったということ、そして、この病院で初期臨床研修を行うことができてよかった、ということです。
 どこで、どのような研修医生活を送るのか。皆さんが必ず悩まれることと思います。病院ごとに待遇や勤務形態も様々ですし、その病院の得意な分野もそれぞれ異なると思いますので、自分の将来像をしっかりと見据え、選択するのが良いと思います。私は山梨に生まれて山梨で育ちましたので、最終的に山梨で働きたいと考えていました。初期研修終了後はしばらく県外での研修を希望していましたので、初期研修2年間は山梨で行うこととしました。common diseaseはその多寡はあれ、患者さんがいる限りどこでも経験できますが、先端医療となるとそうはいかないと思います。少なくとも初期研修の2年間は先端医療に触れながら学び、その後経験を積む時期があってもいいのではと考え、大学病院での研修を選択しました。
 また私は学生実習でローテートしてから、消化器外科医になりたいと考えていましたので、2年間の初期臨床研修のうち消化器外科を重点的に(9ヶ月間)選択し、消化器内科も多く(5ヶ月間)選択しました。このようにローテートに関しても希望に応じて融通が利くことも、この病院の研修の特徴ではないでしょうか。そのほかに、私が考えるこの病院での研修のメリットとしては、総合病院なので診療科が豊富、それぞれの分野にスペシャリストの先生方がいる、先端医療を経験できる、昔から教育を一つの柱としているため教育体制が整っている、同期・先輩・後輩の研修医が大勢いるため何でも相談でき、また切磋琢磨することができる、などでしょうか。
 研修内容では、大学病院ならではではありますが、豊富なカンファレンス、資料作り、プレゼンなどを通して知識の整理やアカデミーとしての医学を学ぶことができます。学会や研究会などでの発表なども、上級医の熱心な指導の下たくさん経験することができました。手技に関しても、皮膚縫合に始まり、中心静脈穿刺、腹腔・胸腔穿刺、超音波検査、消化管内視鏡検査、右心カテ、簡単な手術の術者、大手術の第一助手など、上級医の指導のもと安全に豊富な経験を積むことができました。確かに大学病院ですので、1歩下がって見ていれば何も経験せずに過ぎていくかもしれません。しかし、1歩、2歩、3歩と前に出ていけば、経験できる主義は決して少なくないと思います。また5大学連携事業の一環で腹部内視鏡下手術の講習会にも複数回参加させていただき、実際にブタを用いた内視鏡下手術を体験し、非常に有意義な経験となりました。
 “どこに行くかではなく、そこで何をするかが一番大切”。これは自分のモットーでもありますが、まさにそんな2年間でした。大事なのは、自分自身の姿勢、あり方ではないでしょうか。皆さんが充実した研修生活を送れるよう、一助になれれば幸いです。
TOP