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山梨大学医学部附属病院 臨床教育センター Facebookページ

研修医からのメッセージ

センター長
市川 大輔 専門医キャリア支援センター長
 山梨大学医学部附属病院の専門医キャリア支援センターでは、初期臨床研修医や専門医研修中の医師を対象として、専門医制度に関する情報提供や若手医師の個別相談にも対応しており、各々の先生方のライフスタイルや将来のビジョンに応じたキャリア形成のお手伝いをさせていただいています。
 近年、新専門医制度の導入や医師の働き方改革に加え、ゲノム医療やロボット手術に代表される医療技術の急速な進歩に伴い、各診療領域が高度に専門化してまいりました。また、新専門医制度では、基本領域についてはある程度整理されたものの、サブスペシャルティ領域については今後の更なる整理も求められており、若手医師のキャリア形成へのロードマップを作成することが困難となっております。卒後3年目以降は、若手医師のスキルアップにも大変重要な時期であり、当センターでは、山梨県地域医療支援センターとも協力しながら、専門医制度の新たな情報や、当院の各診療科や山梨県内外の基幹病院や連携病院の情報、また、県が支援する様々なサポートについての情報等も提供してまいります。

研修医からのメッセージ

消化器内科 依田 宏貴 先生
(内科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生  私は初期研修から山梨大学で2年間の研修を行いました。内科専門研修プログラムを選択、第一内科(消化器内科)に入局しました。大学で一年勤務した後、現在は連携病院の市立甲府病院で消化器内科研修を行っています。私たちは新専門医制度が導入されて初めての年になります。
 当院の内科専門研修プログラムでは科によってローテーションの方法は異なりますが専攻医1年目で研修医の時に学べなかった症例の科を1か月ずつ回ることになっております。当初は最初から専門科として研修を行いたいという意見もありましたが、私自身がローテーションした感想としてはとても有意義なものでした。多種多様な疾患に触れることができるのはもちろんのこと、研修医の時と違い指導医のバックアップの元で専攻医、主治医として経験をつめることも大きかったです。また研修医2年間の期間は限られているためローテーションできなかった科を3年目で回れるということは、多少時間をかけてでも幅広い経験をさせていただけるという点でとてもよかったです。他科の先生との交流も増えるためローテーションが終了した後も症例の相談がしやすいこともありました。数カ月間他科を回りますが基本的には専門科、私の場合は消化器内科に所属しているため専門科としても十分な研修をうけることができました。内科専門研修プログラムの制度によりジェネラルかつスペシャリティーに研修できます。大学病院ではまさにその体制が整っていると考えます。皆様もぜひ当施設での研修をご検討頂けたら幸いです。
循環器内科 大森 一平 先生
(内科専門研修プログラム)
 第二内科循環器内科の大森です。第二内科の特徴をご説明します。
 まず一番の特徴は、医療に関する幅広い知識を身に着けることが可能なことです。人工呼吸器や除細動器などの医療機械に精通し、救命に必要な循環作動薬や抗不整脈薬に関する知識が深まります。また、降圧薬や利尿薬などの患者様の生活の質を改善する治療や、抗凝固薬などを使用することで、患者様に起きうる重大な合併症を予防する治療を行うことができます。
 次に、急性期治療と慢性期治療が両立できる点が魅力的です。ご存じの通り、心筋梗塞の患者様が搬送されれば、少しでも早い血行再建を目的に経皮的冠動脈インターベンションをチームで団結して行います。手術が終わると上級医から良かった点や反省点を中心に多くを学び、日々の成長を実感します。カテーテル治療はチームワークが必須であり、日常診療でも相談しやすい環境が形成されています。一方で慢性期治療に関わることも多く経験します。心不全などの疾患は経過とともに身体活動が制限され、再入院が増えてしまいますが、患者様に深く関わり寄りそう医療ができる点もやりがいを感じます。
 また領域内での幅広い専門性も特徴です。心筋梗塞を治療するインターベンションの他に、不整脈のアブレーション治療やデバイス治療、弁膜症の治療、重症下肢虚血治療などが代表的です。当科では各領域の専門医に直接ご指導いただき、疾患や治療に関する理解を深めることが可能です。
 続いて、個人的な見解にはなりますが、私の感じる第二内科の魅力をご説明します。一つ目は退院するときの患者様の笑顔が素晴らしいことです。最初に救急外来で診察した際の患者様の具合の悪い表情からは想像つかないほどの笑顔になります。治療後の患者様は日を追うごとに明るくなり、治療効果を毎日の臨床業務で実感することができます。
 二つ目は、医療技術や医療デバイスが進化し続けており、より幅広い患者様により低侵襲で治療を行えることです。そのため高齢の患者様の生活の質をなるべく維持したまま退院に結びつけることが可能です。
 三つめはチーム診療制、on call制であり、仕事のon offがしっかりしている点です。日中は忙しくても夜間はしっかり休養することが可能です。週末も自分の時間や家族との時間を過ごすことができます。
 以上が第二内科の説明になります。ぜひ一緒に働き、山梨県の医療を盛り上げましょう!
糖尿病・内分泌内科 中村 優子 先生
(内科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生 初めまして。山梨大学第3内科医員の中村と申します。現在後期研修3年目で東京都立多摩総合医療センターにて内分泌代謝科に所属しております。皆様の進路選択に際しまして少しでも参考になれば幸いです。
 私は初期研修を2年間山梨大学附属病院にて行い、その後第3内科に入局し内科専攻プログラムを選択しました。理由としては、初期研修のローテーションで第3内科を回った際に、若手の先生が多く所属し臨床の最前線に立って診療されていることや、研修医や学生に対する指導体制の充実を実感したからです。
 私たちの代から新専門医制度が開始され、多領域にわたる疾患についてのレポート提出や、後期研修でも所属以外の科のローテーションを行わなければならない可能性があったため、正直内科を専攻することを最後までとても迷いました。しかし、実際には初期研修中に様々な科をローテーションすることができ、さらに私が所属する第3内科は腎臓,内分泌代謝,膠原病と幅広い分野の内科をカバーしていたため、後期研修では第3内科以外の科をローテーションすることなく内科専門医に必要なレポートを無事提出することができました。確かにJOSLERを使った症例登録やレポート作成はある程度の時間を要しましたが、他科でも専門医取得のためのレポート提出などは必要になるはずです。それを懸念して内科を専攻することを諦めるのはもったいないと思います。
 内科プログラム選択後のアドバイスとして、期限間際に必要な症例を経験することは難しいので、初期研修中に幅広い内科をローテーションし、適宜自分が経験しなければならない症例を把握しておくと良いと思います。
 医師としてのキャリアの目標は人それぞれだと思いますが、私は一度都内の病院で働きたいという夢があったので、第3内科に入局し、現在希望通り都内の東京都立多摩総合医療センターで充実した後期研修を行うことが出来ています。多摩総合医療センター内分泌代謝科の辻野部長は「患者さんを幸せにするためには医師も幸せでなければならない。」とよく仰っています。私も辻野先生と同じく、自分が仕事をしていて楽しくて幸せだと思える科を選択するのが重要だと思います。内科は決して楽な科ではありませんが、その分沢山の患者さんを救うことのできる大切な科です。一人でも多くの人が内科を専攻して一緒に楽しく働けることを楽しみにしております。
第1外科 樋口 雄大 先生
(外科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生 初めまして。山梨大学医学部、外科学講座第1教室の樋口雄大と申します。現在、私は「山梨県外科領域専門研修プログラム」に参加し、外科専門医の取得を目指して日々修練に励んでいます。2017年に山梨大学医学部を卒業し、都内の市中病院で2年間の初期臨床研修を修了した後、山梨県に戻って参りました。当初は華やかな都会を離れ、地元で働くことに寂しさを感じておりましたが、信頼できる上司や後輩に恵まれ、今ではとても充実した日々を過ごしています。
 さて、私が「山梨県外科領域専門研修プログラム」を選択した理由は2つあります。1つ目は「症例数」です。外科医の成長において「充実した手術経験」は非常に重要な要素だと思います。山梨県には若手外科医が少なく、後期研修医1人あたりの執刀機会は都会に比べてとても多いのが現状です。実際、私の昨年度の執刀数は200例を超え(助手も含めると350例以上)、胃癌や大腸癌に対する鏡視下手術も30例近く執刀させて頂きました。これは、全国各地で研修している同期や先輩と比べても群を抜いて多く、山梨県は全国有数の恵まれた環境であると言えるのではないでしょうか。
 2つ目の理由は「希望に沿った研修を行える」からです。前述の通り、山梨県には若手外科医が少なく、また医局そのものも決して大きくはありません。だからこそ、教授や指導医と密にコミュニケーションをとりながら、最大限希望に沿った研修を行うことができます。私の場合はとにかく手術を経験したかったので、教授との面談を重ね、手術件数の多い病院で1年間研修させて頂くことができました。他にも「鏡視下手術の多い施設で研修したい」「下部消化管手術の多い施設で研修したい」などといった具体的な希望に対して、様々な選択肢の中から最適な研修環境、研修内容を決定することができます。
 以上が、私が「山梨県外科領域専門研修プログラム」を選択した主な理由です。近年、医療は大都市近郊に偏在し、地方は慢性的な医師不足となっていますが、だからこそ、そこにチャンスがあると私は思っています。「山梨県から世界に発信できるようなAcademic surgeonを育てたい」という熱い思いを持った指導医のもと、豊富な手術経験を積むことのできる山梨県で、我々と一緒に外科専門医を目指してみませんか。進路に迷われている方は、是非、一度見学にいらして下さい。きっと参考になると思いますよ。
整形外科 河野 紘之 先生
(整形外科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生 現在整形外科2年目の河野紘之です。今回は、私が整形外科を志望し、山梨大学整形外科を選んだ理由についてお話ししたいと思います。整形外科は外傷や変性疾患などに対して、手術などを通して運動器の機能再建に取り組む科です。治療にかかわるなかで患者さんのADLが改善する機会を目の当たりにできることが魅力の一つです。私は整形外科には以前から興味がありましたが、学生時代や初期研修の時に患者さんの多くの笑顔と出会いこの仕事に魅力を感じました。また、出身地が山梨であること、医局の雰囲気が魅力的で研修制度も充実していることが入局の決め手となりました。
 実際の研修内容ですが、入局1年目は大学病院で各専門分野をローテ―トした後、現在は関連病院で研修を行っています。地域に根差した一般整形外科のみならず脊椎、関節などの専門性の高い医療も経験でき、外来、手術、病棟業務と毎日充実した日々を過ごしています。何より執刀医としての年間手術件数は200件ほどあり、整形外科2年目でこれほど多くの経験をさせていだけることはなかなかないことと思います。整形外科はカバーする範囲が広く、学ぶことが多く大変と感じることも多いですが上級医の先生方に助けていただいたり同期と支えあいながら日々頑張っています。私は他大学出身ですが、実際に入局してみるとアットホームな環境で非常に働きやすいと思います。また医局の先生方やコメディカルスタッフの方々は熱心に指導して下さり、教育研修制度も充実していると実感しています。
 プログラム選択にあたっては迷われると思いますが自分が本当にやりたいと思ったことを信じて突き進んでください。元々整形外科志望の方はもちろん、進路がはっきり決まらない方も是非一度見学にきて医局の雰囲気を実感していただければと思います。整形外科の治療対象は老若男女、全身に及び、サブスペシャリティも多岐にわたります。それぞれ魅力があり、また難しさもありますが、現在将来の進路に迷っている方でも必ず自分が進みたい分野が見つかると思います。多くの方が整形外科の魅力に気づき、そして山梨大学整形外科に興味を持っていただけると嬉しいです。将来皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
産婦人科 吉原 達哉 先生
(山梨県統一産婦人科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生 産婦人科3年目の吉原達哉です。2年間山梨の市中病院で初期研修を行い、山梨県統一産婦人科専門研修プログラムを選択しました。私が本プログラムを選択した理由は、私が山梨出身で産婦人科に興味があったことの他に、医局がアットホームな雰囲気で教育熱心であることがあります。少人数の後期研修医に対し多くの上級医が指導してくれることで、とても充実した研修を送っています。
 プログラムは3年間で、産婦人科の主領域である「産科」「婦人科」「不妊」「女性医学」を満遍なく研修します。研修病院は、山梨大学病院の他に総合周産期母子医療センターやがん拠点病院である山梨県立中央病院、common diseaseを多く経験できる市中病院があります。さらには東京大学病院も関連施設にされており、日本の最先端の医療・研究も肌で感じる事ができます。研修期間内で経験すべき症例数は学会で指定されていますが、ほとんど1年目で経験しきれるほど多くの症例を経験できます。
 産婦人科は慢性的な医師不足な状況です。それは逆手に取ると若手医師にも多くのチャンスがあると言えます。山梨では首都圏と異なり若手医師が少ないので、さらに十分な症例数を経験する事ができます。本プログラムでは、経験豊かな上級医の指導のもと、充実した研修が行えることは必至です。
 また産婦人科は幅広い分野があり、「周産期に興味がある」「婦人科腫瘍を絶対みたい」というような希望がなく、なんとなく産婦人科っていいなと考えている人も、満遍なく研修しているうちに自分のやりたい分野が見えてくると思います。産婦人科の研修をと考えている人はぜひ一度相談や見学に来てみてください。きっと皆さんの思い描いた研修ができると思います。
泌尿器科 矢野 文彬 先生
(泌尿器科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生 泌尿器科研修2年目となりました、矢野文彬です。山梨泌尿器科専門研修プログラムについて私の経験した内容をまとめて記します。進路に悩んでいる方の手助けとなれば幸いです。
 まず、私がこのプログラムを選んだ理由はごく単純で、「山梨県」で「泌尿器科」の研修を行うためです。山梨のような小さな県では一つの科で一つのプログラムしかないものも多く、同様の方は多くいらっしゃると思います。奨学金の関係もあり、山梨で研修を行うことは決めていたため、後は志望科を決めるだけでした。出身大学は山梨でなかったため、見学や、研究会などへ参加し、同僚となる先生方とお会いしたうえで最終決定をしました。
 プログラムは4年間ですが、最初の1年は大学、残りの3年間は大学、もしくは関連施設での研修となります。昨年度、大学での研修はとても充実したものでした。入職当初から、様々な手術の助手だけでなく、執刀の機会を与えて頂きました。腹腔鏡手術や、ロボット手術も若手に多く執刀機会を頂けるのは、山梨特有ではないかと思います。また、7月と早い段階から一般外来、外勤先の外来も担当することになります。最初は知識も不十分で不安な点も多いですが、バックアップをしてくださる先生が必ずいらっしゃり、また週1回のカンファレンスなど科全体で相談する機会もあります。当然自己学習は必須ですが、足りない点は指導医が答えではなく、学ぶべきヒントを示してくださり、日々新たな知識を得て、成長を感じることができています。また、学会や研究会なども若手に優先的に参加する機会を設けてくださり、非常に恵まれた環境だと感じています。・・と、このようにまじめな内容だけでなく、研修医の先生方の中には、給料面や休暇などプログラムの裏の内容が気になる方もいるかもしれません。海外旅行や、趣味の時間をとることは十分可能です。ただ、この場で具体的に書くわけにはいかないので、是非見学に来てください。包み隠さずお答えします。
 進路選択についてのアドバイスは、月並みですが、科をしっかり吟味することだと思います。どの県の、どの病院のプログラムにするかで、経験する症例や手術、そのスピードにある程度差は生まれるとは思います。しかし、最終的な到達点はほぼ同じ、後は個人の差だと思っています。現時点で興味のある分野がよほど定まっている人以外は、将来働いていきたいと考えている地で研修をするのがよいと思います。その中で、山梨の泌尿器科を選択し、一緒に働ける機会があれば嬉しく思います。皆様が後悔のない選択をされることを願っております。
眼科 小暮 千桜 先生
(眼科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生 山梨大学附属病院の眼科後期研修2年目の小暮千桜です。
 私は山梨大学を卒業後そのまま2年間本学で初期研修を行い、眼科に入局し現在に至るまで山梨大学医学部附属病院で働いています。
 本学の初期研修ではローテーションの選択の自由度が高かったため7か月眼科で研修し医局の雰囲気の良さ、眼科の魅力を改めて実感し入局を決めました。
 大学病院で研修を行ってよかったと感じたことは、内眼手術の件数・指導医の数が多いので眼科医として必要とされる手術手技の基本を身につけられること、希少疾患や難病、眼科救急医療を経験できることなどが挙げられます。
 当科では年間約1300件を超える手術を行っており非常に症例に恵まれています。私自身も白内障や斜視手術などから徐々にはじめさせていただき、白内障手術は1年目の秋ごろにはある程度一人で執刀できるようになりました。4人いる同期も大体そのころには完投できるようになりましたが、これは全国的に見てもかなり早い時期での習得といえると思います。
 模擬眼を使った練習が頻回にでき、上級医からの手厚い指導が受けられるのはもちろんですが、他県と比べて若手にも執刀のチャンスが多くあることが非常に大きいと思います。
 外来診療に関しても、まずは初診外来から始まり、問診、診察、検査、診断、治療の一連の流れを学びます。診察の手技や検査方法もここで習得することができ、やはり秋ごろには再診外来を任されはじめました。難しい症例もありますが緑内障、網膜硝子体、斜視弱視、角結膜、涙道、ロービジョンといった専門外来があり、すぐ近くに豊富な知識を持った専門医がいて相談しやすい環境が整っています。
 眼科は専門性の高い診療科ですが、全身疾患から眼症状がみられることも多く、内分泌疾患、膠原病、神経疾患などの初発症状として、眼科を受診される患者さんも少なくありません。他科との連携や設備といった面でも診療が進めやすいというのも魅力の一つです。
 また関連病院での研修では、大学病院には来ないcommon diseaseや手術を多く経験することができます。
 以上のように高水準な診療や外科的・内科的治療をバランスよく学ぶことができ非常に充実した研修が可能となっています。眼科になりたいけどどこで研修するか迷っている方、また山梨で働きたいけどまだ何科になるか迷っている方、ぜひ当院での研修を検討いただけたら幸いです。一緒に患者さんの「みえる」を守っていきましょう!
放射線科 長田 紀晃 先生
(放射線科専門研修プログラム)
水牧佳那恵先生 医師5年目、入局後3年目の長田です。私は放射線科の後期研修プログラムに参加しております。
 放射線科は画像診断、IVR(Interventional Radiology)、放射線治療の3つの領域に分かれます。山梨大学では診断医(画像診断+IVR)志向と治療医志向に分かれ、それぞれに比重を置いたコースがあります(未定も可)。私は診断医志向コースでの研修に参加しています(なので診断医としての記載になることはご容赦ください)。
 山梨大学放射線科で研修をして感じたことは「守られている」ということです。読影レポートには上級医のチェックが入り、見逃しの指摘やフィードバックをいただけます。IVRではIVR専門医の先生が上級医として見守る中で手技を習得できます。大学での研修中も週に2回ほど関連施設への外勤がありますが、これらの外勤先も当科の上級医が常勤の病院のためレポートをチェックしていただけます。特に研修医から放射線科医に肩書きは変われども実力は変わらない入局したての頃は、この守られているという実感のおかげで安心して研修を行えました。その後、2or3年目から大学外の関連施設での研修が始まります。市中病院のため大学ほど人数が多くないので自分の放射線科医としての職務や責任も大きくなりますが、職務のやりがいや成長も大きくなります。守られる環境も必要ですが、自身を成長させるためには責任感や危機感も重要です。大学外での研修は自分自身の放射線科医としての自覚を促すよい機会になるでしょう。その後、入局後4年目に専門医認定試験、6年目に診断(or治療)専門医認定試験を経て一人前の放射線科を目指して行くことになります。注意すべきこととしては、新専門医制度に移行するに当たり、専門医認定試験受験のための必要症例の提出が例年よりも厳しくなるかもしれません。移行後の試験は2021年のため、施設によってはまだ対応が遅れているかもしれません(大学でも対応中ですが、現状では受験に支障ないと思われます)。
 大学病院などの大病院では問題ないと思いますが、研修プログラム選択の際には各施設が対応できているのかの確認をするようにしてみてください。
 山梨大学放射線科では放射線科医師としての研鑽を積む環境は十二分と考えます。皆さんと共に研鑽を積めることを心待ちにしております。
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